25.01.03
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『三日とろろ』を食べて健康な1年を!
明けましておめでとうございます。 スタッフのゆいあんです。 みなさんお正月はいかがお過ごしでしょうか。 みなさんはお正月の、三日とろろという風習をご存じでしょうか。 日本のある地方では、一年を健康に過ごせるようにという願いを込めて、お正月の1月3日にとろろを食べる習慣があるそうです。 お正月の元旦から三日間を三が日といい、お屠蘇を飲み、お雑煮やおせち料理を食べて新年をお祝いします。お雑煮は餅の形、味付け、具の種類など、地域によっていろいろな違いがあるのも楽しいですよね。 お正月には「一年を無事に過ごせるように」と縁起を担いだ食べ物を食べます。 例えば、おせち料理の海老は「腰が曲がるまで長生きできるように」、黒豆は「まめまめしく(健康に)働けるように」という願いが由来しているそうです。 「三日とろろ」も昔から続いている風習のひとつで、長芋や大和芋など山芋をすりおろして作るとろろは、長く伸びることから縁起がよい食べ物とされ、このお正月にとろろを食べる風習にも「一年を健康に過ごせますように」や「長生きできますように」という願いが込められています。また、山芋に含まれる分解酵素がでんぷんの消化を助け、年末年始のごちそうに疲れた体をおなかの中から癒してくれるものでもあるそうです。 三日とろろとは、福島県や栃木県、愛知県の尾張地方や岐阜県に伝わる風習で、お正月の1月3日に山芋をすりおろしたとろろで作る、とろろ汁などを食べるというものです。日本でも限られた地域でのみ知られている風習であるため、聞いたことがないという方もいるかもしれません。 とろろを食べる日は地域によってさまざまで、福島県や栃木県では3日、尾張地方や岐阜県では2日という場合もあるようです。また、とろろの食べ方もとろろ汁やとろろかけご飯にして食べたり、そばにかけて食べたりなど、いろいろあるようですが、お正月にとろろを食べるということは共通しています。 今年は、私も「三日とろろ」を食べて、1年を元気に過ごしたいと思います。 みなさんにとっても、健康で良い1年となりますように。