内科診察・内視鏡検査随時受付中

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当院について
ABOUT CLINIC

がん死因の半数以上を占める食道・胃・大腸がんを早期発見・治療を行い、
「薬に頼らない生活習慣の改善」も都度アドバイスさせて頂ければと考えております。
「おなか」の不調などで日々お困りのことなども“「おなか」何でも相談室”“便通異常相談室”
設けて気軽に相談できるクリニックを目指しております。

「がんで亡くなる人・苦しむ人を一人でも多く減らしたい」 という理念の元、
「苦しさと痛みに配慮した内視鏡検査」を広く実践しております医療法人ハートアンドオンリーの福岡院として福岡天神に開院いたしました。
当法人の横浜院であります「たまプラーザ南口胃腸内科クリニック」は平成23年9月の開院以来、
一般外来や「おなか」の不調などの診療を行いながら、 内視鏡検査・治療数は16,209件(2020年9月1日から2021年8月31日)をこなしてきました。
福岡院でも横浜院同様、内視鏡検査・治療を中心に行っておりますが、「おなか」の不調のご相談や生活習慣病の改善方法のご相談など様々な分野のご相談、治療に対応しておりますので、お気軽に相談頂ければと思います。

※当院は先進的な医療機器・医療設備を有していますが、保険医療機関でありますので、医療費は全国一律・同一料金となっております

福岡天神内視鏡クリニック
紹介動画

当院の特徴である「苦しさと痛みに配慮した内視鏡検査」を「1分」でご紹介

院内のご案内

診療時間

診療時間一覧表

◎…診療・内視鏡検査・手術      
〇…内科診察・内視鏡検査、手術      
●…内科診察     
ー…休診  
※日曜と祝日は休診です

診療時間一覧表

※平島医師の診察・内視鏡検査日は第1.2.4週火曜日となっております。
※医師の学会出席などでやむを得ず休診日にさせて頂くことがございます。


医師のご紹介
DIRECTOR CHAIRMAN INTRODUCTION

国立がん研究センターで習得した内視鏡技術に加えて、長年勤務した3次救命救急病院で身につけた医療技術を活かして、日々のちょっとしたおなかの不調や体調不良、生活習慣病の改善方法などを気軽に相談できるクリニックを目指しております。
どこの科を受診して良いのか分からないような身体のお困り事など気軽にご相談ください。

国立がん研究センターで習得した内視鏡技術に加えて、長年勤務した3次救命救急病院で身につけた医療技術を活かして、
日々のちょっとしたおなかの不調や体調不良、生活習慣病の改善方法などを気軽に相談できるクリニックを目指しております。
どこの科を受診して良いのか分からないような身体のお困り事など気軽にご相談ください。


胃内視鏡検査
GASTROSCOPY

当院では胃内視鏡検査(胃カメラ)を精度の高い検査に徹底的にこだわり、自覚症状の出ないような微細な食道がん・胃がんを早期の段階で発見し、 内視鏡治療を行うことができれば肉体的にも精神的にも負担なくがんを治療することが可能となります。楽な胃カメラを受けることにより初めて「今後も定期的に胃カメラを受けよう」と思っていただき、食道がんや胃がんの早期発見・早期治療につながると確信しております。不安軽減の為、受付からご案内・咽頭麻酔・鎮静剤・内視鏡操作に関しましても様々な細かい工夫を凝らしておりますので、安心して胃カメラを受けていただければと思います。


大腸内視鏡検査
COLONOSCOPY

大腸がんで亡くなられる方が現在、女性で第1位、男性で第3位となっており、今後ますます増加していくことが予想されております。 その原因に、食習慣の欧米化や肥満・アルコール・喫煙など生活習慣の変化が大きく関与している可能性が高いことが分かってきております。 大腸がんは大腸ポリープから進展していくことが多く、早い段階でがん化していない状態の大腸ポリープを大腸内視鏡検査で発見し、切除することが「究極の大腸がん予防」につながると言われております。大腸内視鏡検査当日は、なるべく洗腸剤を楽に、苦痛が少なく服用できるように味と量に配慮して、必要最小限の服用で済むよう細やかな工夫をしております。


一般診療
GENERAL PRACTICE

「胸焼け」、「胃が痛い」、「お腹が張る」などのお腹の症状で困っている方
「便秘」、「下痢」、「血便・下血」などの便通異常がある方
「胃レントゲン検査異常」、「ピロリ菌陽性」、「便潜血陽性」などの検診異常を指摘された方
お腹の症状、便通異常や検診異常をそのままにしていませんか?お腹に関することは専門的な診察と検査及び治療ができる当院をご受診ください。


高濃度ビタミンC点滴療法

胃・大腸内視鏡検査を定期的に受けている健康意識の高い患者さん達は、次の段階として「がんの予防」や「病気の予防」を考えるようになります。高濃度ビタミンC点滴により身体の免疫力を高め、がんの発症のもとである活性酸素を除去し、
「がん予防」と「病気予防」に努めることは健康寿命を延ばす適切な方法です。
さらにビタミンC作用の一つであるコラーゲン生成作用によりお肌の美白やエイジングケア作用にも大きな効果をもたらします。
高濃度ビタミンC点滴などによる病気の予防医療に力を注いでいただくことこそが個人的にも、さらには最終的に国家の医療費削減という我々の究極の目標に対しても貢献できると確信しております。

平島医師が実際に
内視鏡を受けました
I RECEIVED THE ACTUAL INSPECTION

これまで内視鏡検査を受けたことがない方や、健診や人間ドックなどの内視鏡検査で苦しい思いをして検査を避けている方など、前日の食事制限から当日の洗腸剤服用の様子など、当院の「苦しさと痛みに配慮した内視鏡検査」がどのような流れで行われているのか、
平島医師自らが内視鏡検査を実際に受け、解説しております(2015年バージョン、2023年バージョン)
テレビや新聞報道などで内視鏡検査を受けないといけないと思いつつ、人間ドックなどでの辛い内視鏡検査体験を知人から聞いて検査を避けている方など、実際の当院での「苦しさと痛みに配慮した内視鏡検査」の様子を事前に動画で見ることができますので、不安な気持ちや心配が取り除かれるのではと思います。早期の食道がん・胃がん・大腸がんは自覚症状が出ることはまずありませんので、早期発見・早期治療のためにも定期的な内視鏡検査をお勧めいたします。


当院の「苦しさと
痛みに配慮した内視鏡検査」の特徴
CHARACTERISTIC

当院の特徴である「苦しさと痛みに配慮した内視鏡検査」は高精度な内視鏡検査・緻密な内視鏡治療を行うために、先進的な医療技術や医療機器にも徹底的にこだわっております。
微細な病変を映し出す大画面のハイビジョンモニターや、そのモニターの位置や角度を自在に変えることができるドイツ製の天吊りモニターアームなど先進的な内視鏡検査機器を導入しております。また、感染防御対策も徹底しており、高洗浄力の内視鏡洗浄機器を導入すると共にデジタル洗浄管理システムも取り入れ、安全・安心に配慮した内視鏡洗浄・管理を行っております。


胃腸内科ドクターの何でも相談室
CONSULTATION ROOM


診療傾向データ
(医療法人ハートアンドオンリー)DATA

2011年9月に開院した医療法人ハートアンドオンリーの横浜院ですが、現在では多数の胃・大腸内視鏡検査・手術を行っております。2017年7月に開院した福岡院でも開院初月より多くの内視鏡検査・手術を行っております。 初期の段階では自覚症状が出ることはまずない食道がん・胃がん・大腸がんでありますので、早期発見・早期治療には内視鏡検査は欠かせないものとなります。

  • 2025年度
  • 2024年度
  • 2023年度
  • 2022年度
  • 2021年度
  • 2020年度
  • 2019年度
  • 2018年度
  • 2017年度
  • 2016年度

総内視鏡検査数 19,194

(2024年9月1日から2025年8月31日)

胃内視鏡
検査

9,253

大腸内視鏡
検査

9,941

内視鏡
手術

8,769

診療傾向データを見る

総内視鏡検査数 18,933

(2023年9月1日から2024年8月31日)

胃内視鏡
検査

9,147

大腸内視鏡
検査

9,786

内視鏡
手術

9,006

診療傾向データを見る

総内視鏡検査数 18,822

(2022年9月1日から2023年8月31日)

胃内視鏡
検査

9,325

大腸内視鏡
検査

9,497

内視鏡
手術

8,637

診療傾向データを見る

総内視鏡検査数 17,754

(2021年9月1日から2022年8月31日)

胃内視鏡
検査

8,872

大腸内視鏡
検査

8,882

内視鏡
手術

8,277

診療傾向データを見る

総内視鏡検査数 16,209

(2020年9月1日から2021年8月31日)

胃内視鏡
検査

8,180

大腸内視鏡
検査

8,029

内視鏡
手術

7,553

診療傾向データを見る

総内視鏡検査数 11,348

(2019年9月1日から2020年8月31日)

胃内視鏡
検査

5,833

大腸内視鏡
検査

5,515

内視鏡
手術

5,053

診療傾向データを見る

総内視鏡検査数 9,606

(2018年9月1日から2019年8月31日)

胃内視鏡
検査

4,817

大腸内視鏡
検査

4,789

内視鏡
手術

4,325

診療傾向データを見る

総内視鏡検査数 10,502

(2017年9月1日から2018年8月31日)

胃内視鏡
検査

4,810

大腸内視鏡
検査

5,692

内視鏡
手術

3,743

診療傾向データを見る

総内視鏡検査数 7,396

(2016年9月1日から2017年8月31日)

胃内視鏡
検査

4,077

大腸内視鏡
検査

3,319

内視鏡
手術

2,809

診療傾向データを見る

総内視鏡検査数 8,002

(2015年9月1日から2016年8月31日)

胃内視鏡
検査

4,720

大腸内視鏡
検査

3,282

内視鏡
手術

2,665

診療傾向データを見る

クリニックまでのアクセス

当院は九州の交通・経済の中心地であります福岡天神地区に位置し、西鉄天神駅や地下鉄天神駅・天神南駅より徒歩圏内にあり、交通の利便性の良い立地となっております。
西鉄・地下鉄・バス・タクシーなど、どの交通機関を利用して頂いてもアクセスの良い場所に位置しておりますので、
下記の各交通機関を選んでいただきますと道案内をご覧いただけます。
グーグルマップの「ルート案内」機能を使ってのアクセスにも対応しておりますので、初めての受診の方にも安心してご来院いただけると思われます。
「アクセスページを見る」をクリックいただければ、詳細の道のりをオリジナルアクセス動画や写真での道案内をご覧いただけます。

住所 : 〒810-0001   
福岡県福岡市中央区天神2-4-11
パシフィーク天神4F


  • 「アクセスページを見る」をクリックいただければ、詳細の道のりをオリジナルアクセス動画や写真での道案内をご覧いただけます。

地図を移動させるには指2本で操作します

  • 西鉄福岡天神駅
    からのアクセス

  • 地下鉄空港線
    天神駅からの
    アクセス

  • 地下鉄七隈線
    南天神駅
    からのアクセス

  • 西鉄バス
    からのアクセス

  • 高速バス
    からのアクセス

  • JR博多駅
    からのアクセス

    • 電車

  • 福岡空港
    からのアクセス

    • 電車

  • たまプラーザ南口胃腸内科クリニックダイエット企画 現役医師、平島徹朗がライザップに挑戦!!
  • 内視鏡医トライアスロンへの道

新着情報

  • 2025.11.20

    12月の診療及び休診日のお知らせ

    12月の診療及び休診日についてお知らせ致します。

    平島先生の診療日は12月2日(火)、12月9日(火)、12月12日(金)、12月23日(火)となります。

    中島先生の休診日は12月2日(火)、12月9日(火)、12月11日(木)、12月12日(金)、12月23日(火)となります。

    12月11日(木)は秋山先生のみの診療となります。

    なお、日曜と祝日、年末年始は12月28日(日)から1月4日(日)まで休診とさせていただきます。

    皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

  • 2025.10.18

    11月の診療及び休診日のお知らせ

    11月の診療及び休診日についてお知らせ致します。

    平島先生の診療日は11月11日(火)、11月25日(火)となります。

    中島先生の休診日は11月4日(火)、11月11日(火)、11月25日(火)となります。

    11月4日(火)は秋山先生のみの診療となります。

    なお、日曜と祝日は休診とさせていただきます。

    皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

     

     

  • 2025.09.20

    10月の診療及び休診日のお知らせ

    10月の診療及び休診日についてお知らせ致します。

    平島先生の診療日は10月7日(火)、28日(火)となります。

    中島先生の休診日は10月7日(火)、11日(土)、14日(火)、28日(火)となります。

    10月11日(土)、14日(火)は秋山先生のみの診療となります。

    なお、日曜と祝日は休診とさせていただきます。

    皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

福岡天神内視鏡クリニックブログ

  • 25.12.05

    NEW

    痛風鍋

    こんにちは、空です。 12月に入り、寒さが本格的になってきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか? 冬になると海の幸がより一層美味しく感じられ、大好きな季節です。 先日、大好きな『痛風鍋』を食べに行ってきました!     痛風鍋は、あん肝・白子・牡蠣・海老・カニなどプリン体を含む高タンパクな海鮮食材をたっぷり使った冬のお鍋です。 特に白子やあん肝は旨味が濃く、鍋全体をまろやかでコクのある味わいにしてくれます。       プリン体は実は多くの食品に含まれ人体にも必要な成分なんです。 ただし、体内でプリン体が分解されると尿酸になり、尿酸が増えすぎると痛風発作の原因になります。 食べすぎやアルコールとの組み合わせ、普段からの生活習慣に注意することがポイントです。 ここまで聞くとマイナスなイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、体に良い栄養の宝庫でもあります!   【痛風鍋に含まれる栄養素】 ◎高たんぱく:筋肉や代謝維持に必要な栄養がしっかり摂れます。 ◎亜鉛・鉄などのミネラル:特に牡蠣には亜鉛が多く含まれ、免疫維持にも役立ちます。 ◎EPA・DHA:血液をサラサラにし、生活習慣病の予防にも繋がります。 ◎ビタミンA・D:免疫力や骨の健康をサポートします。 このように適量であればむしろ体に良い栄養素が豊富に含まれているんです!   食べすぎには注意しながら、冬の味覚を楽しんで、寒い冬を乗り越えましょう!! 今年はインフルエンザが大流行しているようですので、栄養をしっかり摂りながら、十分な休息も心がけて元気に冬をお過ごしください。

  • 25.12.03

    NEW

    肝硬変の恐ろしさ

    こんにちは、医師の中島です。   前回、脂肪肝を放置すると、脂肪肝炎、そして脂肪肝炎を放置すれば、5年間で20%の割合で肝硬変に進行していくことをお話しました。 今回は肝硬変の怖さについてのお話です。 肝硬変は線維化の進行度によって5段階に分けられます。F0が線維化なし、F1が軽度、F2が中等度、F3が重度、F4が末期(肝硬変)の状態です。 F2まではほとんど症状はありませんが、肝臓の表面はすでにでこぼこと荒れた状態です。ただF2まではまだ回復の可能性があります。 しかし、重度のF3や末期のF4になってしまうと、肝機能の回復は非常に難しくなります。肝移植手術という選択肢もありますが、実際には提供者や条件の制約が厳しく、ハードルが高い状況です。 ですから、肝硬変はF2の段階までになんとしても食い止めなくてはなりません。脂肪肝炎が始まった時点で治療をスタートすれば、そこまで線維化が進んでしまうことはないので、自覚症状がなくても危機感を持って、早め早めの対処をしていくことが大切です。   なお、F3以降の重度や末期になるとどういう状態になるのかも説明しておきましょう。 肝硬変はこの段階まで線維化が進んでようやく自覚症状が出始めます。主な症状は、黄疸、むくみ、腹水、疲労感、倦怠感などです。木がどんどん枯れていくように、元気や活力が失われ、痩せ細っていきます。 こうした症状が出るころには肝臓はすでに瀕死の状態、、、症状が出た時点で「時すでに遅し」なのです。   以前、お話したように、肝臓は生きていくのに欠かせない何百もの重要機能を請け負う工場の集合体であり、肝硬変はその工場の一つ一つが機能不全に陥って役目を果たさなくなった状態といえます。   例えば、解毒の役割が機能しなくなれば、有害物質を代謝することができなくなり、いくら寝ても強い疲労感が残ります。肝臓は血管内に水をとどめておくのに欠かせないアルブミンというタンパク質をつくっています。アルブミンが作られなくなれば、血管から漏れた水が体中にたまり出し、足が象のようにむくんだり、腹水がたまってカエルのようにお腹が膨れたりします。胸に水がたまる胸水の症状が出ると、呼吸さえ困難になってしまいます。   肝臓は免疫力の維持にも重要な役割を担っているため、肝機能が低下すると、些細なことでも細菌やウイルスに感染しやすくなります。よくあるのは、皮膚が乾燥してかゆくなり、引っかいた傷口から細菌が入り込んでしまうパターンです。健康な人なら問題にならないような菌でも、免疫力が落ちた体では重篤な感染症につながることがあります。   なかには、普段は人体に害をなさない「カビ(真菌)」が皮膚や肺、血液中に入り込み、命を落とすこともあります。カビは私たちの周囲に常に存在していますが、免疫が極端に弱った状態では、それすらも脅威となってしまうのです。   いかがでしたか? 肝硬変の恐ろしさがおわかりいただけたでしょうか。大切なのは、脂肪肝や脂肪肝炎のうちに治療を始め、肝硬変の芽をしっかりと摘んでおくことです。自覚症状がないからこそ、早期の発見と対処が極めて重要なのです。   週の中日ですね、一息ついて後半もがんばっていきましょう。

  • 25.12.01

    NEW

    ビタミンDと腸内環境は1つにつながり、糖尿病を予防します!

    おはようございます。医師の秋山です。   さて、今回も糖尿病について話をしたいと思います。 糖尿病の予防について、現在最も注目されている分野があります。 それが、前回取り上げた腸内環境と、そしてビタミンDです。   一見なんの関係もなさそうなこの2つですが、実は1つにつながって糖尿病を予防するサイクルを形成しています。 どのようにつながっているかをまずは簡単に図式化すると こんな感じです。   実は、ビタミンDを摂ると、腸内環境が良くなっていくと言われています。それは、以下のような作用があるからです。  ①ビタミンDにより腸内細菌の多様性が上がる ビタミンDの血中濃度が高いと腸内細菌の多様性が上がるという報告があります。 Thomas RL, et al,” Vitamin D metabolites and the gut microbiome in older men” Nat Commun. 2020 Nov 26;11(1):5997. 腸内細菌の多様性が上がるということは、沢山の種類の腸内細菌が増えるということです。腸内細菌の種類が増えれば増えるほど、腸内環境は良くなりますので、ビタミンDをしっかりと摂れば腸内環境がよくなるということになります。   ②ビタミンDにより善玉菌の1つである酪酸菌も増える  酪酸菌は善玉菌の代表でしたよね。酪酸菌が増えれば、短鎖脂肪酸の1つである酪酸を沢山産生してくれます。 Thomas RL, et al;” Vitamin D metabolites and the gut microbiome in older men.” Nat commun. 2020 Nov 26;11(1);5997.   特に、酪酸はGLP1をより増やす作用があるという報告もありますので、酪酸が増えればよりインスリン感受性が高まるということになりますね。 Coppola S,et al,” The Protective Role of Butyrate against Obesity and Obesity-Related Diseases” Molecules. 2021 Jan 28;26(3):682.   ③ビタミンDにより腸のバリア機能を維持し、腸上皮細胞のつなぎ目を強化する作用がある 具体的には、活性型ビタミンDが腸粘膜に存在するビタミンD受容体(VDR)に結合して、腸の粘膜細胞の間のつなぎ目を強くするんです。また、ビタミンDは抗炎症作用もありますので、腸内の慢性炎症を抑え、腸粘膜の修復も行ないます。 これにより、腸漏れを防いでくれるんですね。   以上のような感じでビタミンDが腸内環境を良くしてくれると、短鎖脂肪酸が増えます。 短鎖脂肪酸が増えると、腸からGLP1というホルモンが分泌され、体内の抗炎症作用も強くなり、インスリン感受性が高まります。 これにより、インスリンの効き目が良くなって糖尿病が予防できるというわけです。   しかも、腸内環境が良くなれば、短鎖脂肪酸(特に酪酸)が腸上皮細胞に作用して、ビタミンD受容体を増やしてくれます。 さらに、中間型ビタミンDを活性化ビタミンDに変換する酵素を、腸上皮細胞で発現させてくれるんです。これにより、腸で直接中間型ビタミンDを活性化ビタミンDに変換して利用することができます。   ビタミンDが増えれば腸内環境が良くなりますし、腸内環境が良くなればビタミンDも効率的に使われるという好循環なループが形成されるんですね。   いかがだったでしょうか。糖尿病を予防するために、ぜひ日頃から腸活をして、ビタミンDも積極的に摂るようにしましょう。   それでは今週も頑張りましょう。クリニックでお待ちしております。